TCS認定シニアコーチ/シニアマザーズティーチャー

岩谷 けいこ (Keiko Iwatani)

1986年生まれ 現在36歳。大分県出身
広島大学大学院 生物圏科学研究科 生物機能開発学専攻 修了
夫と5歳・3歳の息子との4人暮らし。広島県広島市在住

製薬会社の臨床開発グループに8年間所属し、臨床試験を担当。7本の治験と臨床研究に携わる。研究開発本部の組織風土改革の実行委員として、風通しの良い職場作りや生産性向上のために積極的に取り組む。

転勤族の夫との結婚を決めたものの、働き方やキャリアについて悩み、女性だけが自分のキャリアや人生を犠牲にせざるを得ない社会状況に疑問と憤りを感じる。そんな時に「コーチング」の存在を知り、トラストコーチングスクールを受講。仕事と家庭の両立において、自分が本当に望んでいることに気付くことができ、人生を前向きに進めるようになった。

コーチングは、会社での後輩指導や、関係者とのより良い人間関係構築のためにも活かせると思い、2016年に認定コーチの資格を取得。コーチングを深く学び続けるうちに、夫婦関係が良くなり、子育ても楽しくなるという変化を実感し、コーチングの威力と魅力に気付く。

以前の自分のように、仕事と家庭のバランスや、キャリアプランに悩みを持つ方の力になりたい。自分の想いに正直な選択をし、自分らしく人生を楽しめる人を増やしたい、という思いが強くなり、2019年2月に会社を退職し、コーチングに注力することを決意。

「すべての女性が 自分らしさ・才能・魅力を発揮し、大切な人とより良い関係を築きながら、イキイキと活躍できる社会を作る」というVisionのもと活動中。

所有資格

  • トラストコーチングスクール認定シニアコーチ
  • マザーズコーチングスクール認定シニアマザーズティーチャー
  • パートナーアソシエイツ協会認定パートナーシップコーチ

●トラストコーチングスクールの最上位資格であるプロフェッショナルコーチトレーニングに参加中

My Story

私にとっての「仕事」とは

私の母は看護師で、休日にも緊急の呼び出しがあるような忙しい職場で働いていました。そのため、幼少期には寂しい思いをしたこともありますが、自分が成長するにつれ、社会に貢献する大切な仕事をしている母のことを尊敬し、かっこいいと思うようになりました。

私も母のように、社会に貢献する仕事をしたい。
世界中の人のためになることをして、多くの人を笑顔にしたい。それが私の生きた証にもなる。

そんな想いを抱きながら、同時に都会への憧れを持っていた私はいつしか、おしゃれなオフィスビルでグローバルなプロジェクトを担当し、颯爽と働く自分を夢に描いていました。

そして、就職氷河期の厳しい選考を乗り越え、これらの条件を満たす理想の仕事に就くことができたのです。実際、CRA(臨床開発モニター)の仕事はとてもやりがいがあり、自分でも天職だと思っていたため、定年までこの企業で働き続けること以外考えていませんでした。

私にとって仕事とは生き甲斐であり、苦労して実現した夢でもあったため、絶対に手放したくないものだったのです。

キャリアを取るか、結婚・出産を取るか

28歳の時、私には大学生の時からお付き合いしていた人(今の夫)がおり、結婚の話が出ていました。しかし、彼は転勤があり、残業も多い仕事に就いていたため、

「結婚したら私が仕事を辞めることになるかもしれない。」
「仕事を続けられたとしても、近くに頼れる親戚もいない。子どもができたらワンオペ育児になり、キャリアアップできなくなるかもしれない。」

という不安があり、やっと結婚を決意した後も「本当にこれでよかったのか?」というモヤモヤを引きずっていました。

暇さえあれば「仕事 子育て 両立」「単身赴任 子育て」「転勤族妻 働き方」などで検索し、今後の働き方や、結婚後の生活スタイルについて悩み続ける日々。そんな時に出会ったのがコーチングでした。「ここに何か解決の糸口があるかもしれない!」と思った私は、トラストコーチングスクールを受講することにしました。

コーチングを学んだ私は、自分の中に思い込み・決めつけがあったことや、「こう在りたい」ではなく「こうでなければ人に認められない」という思考があったことがわかり、強い衝撃を受けました。

そして、私が本当に大切にしたいことは、人から認められることで得られる地位や、大企業に勤めることで得られる安定的な給与や安心感ではなく、家族を大切にしながら自分のやりたいこと(使命感を持って取り組め、多くの人を幸せにできる仕事)をすることであると気付きました。誰かと比べるのではなく、「自分の理想の生き方や、幸せとは何か?」を考えられるようになり、結婚・出産を前向きに捉えられるようになったのです。

「私ならうまくやれる」と思っていた子育て

「将来のキャリアアップのために、もう一段階昇進してからでないと!」と考えていた出産でしたが、元々子どもが大好きで、すぐにでも欲しいというのが本当の願いでした。

そして、念願叶って授かった命。当時の私は「今までこんなに仕事を頑張ってきて、様々な困難も乗り越えてきたんだから、私ならうまくやれるはず」「みんな子育ては大変大変と言うけれど、絶対仕事の方が大変でしょ」と自信を持っていました。

しかし、私を待ち受けていたのは、想像以上に辛い日々でした。

里帰り出産中に夫が転勤になり、知らない土地で始まった子育て。実家は遠いし、近くに頼れる友人や親戚もいない。夫は帰宅が遅いため、完全なるワンオペ育児でした。言葉も通じず、なぜ泣いているのかもわからない息子と、いつまでも片付かない引越しの段ボールに囲まれて、私は孤独感でいっぱいでした。早く職場に復帰したいと思っても、引越しのタイミングが悪かったため保育園にも入園できず、息子と二人きりの時間が辛すぎて泣き暮らす日々。今思えば、産後うつになっていたのだと思います。

「私だって働きたいのに、あなたは変わらず仕事が続けられていいよね」
「私は毎日大変なのに、よく飲み会やサークルに行けるよね」
「私は自分を犠牲にしているのに…」

夫に対して出てくるのは、そんな恨みや嫌味ばかり。

 

「このままではいけない」と思っていたある日、妊娠中に学んでいたマザーズコーチングスクール(子育てのコーチング講座)のことをふと思い出し、久しぶりにテキストを開いてみました。その日から私はコーチングを学び直し、子育てにも取り入れ始めたのです。すると、自分の子育てのゴールが明確になったため、迷いやストレスが激減!次第に子育てが楽しくなってきました。

また、夫とどんな未来に向かい、どんな関係を築きたいのかを冷静に考えたり、満たされていること・今あるものに目を向けることができるようになったため、夫婦関係も改善したのです。改めてコーチングの威力を実感した出来事でした。

 

My Mission & Vision

コーチングの力を身をもって感じていた私は、「仕事と家庭のバランスや、キャリアに悩みを持つ方の力になりたい。自分の想いに正直な選択をし、自分らしく人生を楽しめる人を増やしたい。」と思い、育休中にできることから取り組み始めました。その中で、自分のMissionとVisionが見えてきたため、会社を退職することを決意し、コーチとしての人生を歩み始めました。

 

私のMissionは

【可能性に満ち溢れた子どもたちが、自信と未来への希望を持ち、夢に向かい羽ばたける社会を繋ぐこと】

そのためにも

【すべての女性が 自分らしさ・才能・魅力を発揮し、大切な人とより良い関係を築きながら、イキイキと活躍できる社会を作ること】

が必要不可欠であると考え、Visionとして掲げています。

どんな状況であっても自分の人生を諦めず、自分らしく輝ける女性が増えれば、幸せな家族が増え、企業の成長にも繋がり、社会を元気にできると考えています。そのために、悩んでいる女性が、自分の本当の想いに気づき 前向きに進めるようになったり、人と比べずに 自分が納得できる選択ができるようになったり、家族や周りの人とより良い関係を築けるようになったりと、人生全体のバランスを良くするサポートをいたします。

個人のお客様向けの講座開催やコーチングセッション、法人・団体様向けのコーチング研修やセミナーなどをご提供しています。

TCS認定シニアコーチ/シニアマザーズティーチャー
岩谷 けいこ

Service


現在、

個人向けコーチング講座&セッション

法人向け研修

をご提供しております。